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不動産の任意売却とは?競売との違いと千葉の事例で解説

2026

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住宅ローンの返済が困難になった場合、不動産を売却して債務を整理する方法として「任意売却」があります。任意売却は、競売とは異なり、所有者の意思で売却を進められる手続きです。本記事では、任意売却の仕組みや競売との違い、千葉県での具体的な事例を交えながら、詳しく解説します。


任意売却とは、住宅ローンの返済が困難になった際に、金融機関(債権者)の合意を得た上で、市場価格に近い価格で不動産を売却する方法です。通常、住宅ローンが残っている物件を売却するには、売却代金でローンを完済し、抵当権を抹消する必要があります。

しかし、売却価格がローン残高を下回る「オーバーローン」状態の場合、通常の売却はできません。任意売却では、金融機関と交渉して残債を下回る価格での売却を認めてもらい、抵当権を解除してもらいます。

任意売却が必要になる主なケース

  • 住宅ローンの滞納が続き、期限の利益を喪失した場合

  • 離婚に伴い、共有名義の不動産を処分する必要がある場合

  • 転職・失業・病気などで収入が大幅に減少した場合

  • 事業の失敗により、自宅を売却して債務を整理する必要がある場合

  • 固定資産税や管理費の滞納が膨らんでいる場合


任意売却と競売は、どちらも住宅ローンの返済不能時の不動産処分方法ですが、大きな違いがあります。

売却価格の違い

任意売却では市場価格の80〜90%程度で売却できるのに対し、競売では市場価格の50〜70%程度まで下がるケースが一般的です。千葉県内の事例では、市場価格3,000万円の物件が、任意売却で2,600万円、競売では1,800万円程度になったケースもあります。

プライバシーの違い

競売の場合、裁判所の公告により物件情報が公開され、近隣住民や知人に知られる可能性があります。任意売却は通常の不動産売却と同じ形で進むため、周囲に知られにくいというメリットがあります。

スケジュールの違い

競売は裁判所の手続きに従うため、所有者がスケジュールをコントロールできません。任意売却は債権者との合意のもと、引越し時期などを調整できる柔軟性があります。

残債務の扱い

どちらの場合も、売却価格がローン残高を下回れば残債が発生します。ただし、任意売却の方が高額で売れるため、残債は少なくなります。また、任意売却の場合、残債の分割返済について交渉しやすい傾向があります。


任意売却を成功させるためには、適切な手順を踏むことが重要です。

ステップ1:専門家への相談(早期が重要)

ローンの滞納が始まった段階、あるいは返済が困難だと感じた時点で、任意売却の専門家や弁護士に相談します。早ければ早いほど選択肢が広がります。滞納から競売の申立てまでは通常6ヶ月〜1年程度ですが、この期間内に任意売却を完了させる必要があります。

ステップ2:債権者との交渉

金融機関に任意売却の意向を伝え、売却価格や条件について交渉します。債権者が複数いる場合(第一抵当権者、第二抵当権者など)は、全ての債権者の合意が必要です。

ステップ3:不動産の査定と売却活動

不動産会社による査定を行い、適正な売却価格を設定します。通常の不動産売却と同様に、広告掲載や内見対応を行います。

ステップ4:売買契約と決済

買主が見つかれば、債権者の最終承認を得た上で売買契約を締結します。決済日に売却代金から各債権者への配分、仲介手数料、引越し費用などが精算されます。


千葉県は首都圏のベッドタウンとして発展してきたエリアが多く、住宅ローンを抱える世帯も多い地域です。

千葉県の任意売却事例

  • 船橋市のマンション:築20年、ローン残高2,800万円に対し、任意売却で2,400万円で成約。競売だった場合の予想価格は1,600万円程度

  • 松戸市の戸建て:離婚に伴う任意売却。共有名義の解消とローン整理を同時に実現

  • 木更津市の戸建て:転職による収入減で滞納。任意売却後、残債80万円を月1万円の分割返済で合意

  • 柏市のマンション:管理費・修繕積立金の滞納も含めて任意売却で解決

千葉県での注意点

千葉県は地域によって不動産市場の状況が大きく異なります。総武線・常磐線沿線の市街地と、房総半島の郊外では、売却にかかる期間や成約価格に差があります。郊外エリアでは早めの行動がより重要になります。


任意売却を成功させるためには、経験豊富な専門家を選ぶことが極めて重要です。

専門家選びのポイント

  • 任意売却の実績件数:年間50件以上の実績がある業者が望ましい

  • 弁護士・司法書士との連携体制:法的な問題にも対応できる体制があるか

  • 千葉県内の取引実績:地域の不動産市場に精通しているか

  • 費用の透明性:相談料無料、成功報酬型など、費用体系が明確か

  • 対応のスピード:初回相談から具体的なプランの提示までが迅速か

  • 口コミ・評判:実際に利用した人の評価を確認する

千葉県内には任意売却を専門に扱う不動産会社や、弁護士事務所が複数あります。無料相談を実施しているところも多いので、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。


任意売却は、住宅ローンの返済が困難になった場合の有力な解決手段です。競売に比べて高い価格で売却でき、プライバシーも守られ、引越し時期の調整も可能です。

最も重要なのは、問題を先送りにしないことです。ローンの滞納が始まってから競売の申立てまでには一定の期間がありますが、任意売却の準備・交渉・売却活動には時間がかかります。返済が厳しいと感じた段階で、早めに専門家に相談することが、最善の結果につながります。

千葉県で住宅ローンの返済にお困りの方は、一人で悩まず、まず専門家に相談してみてください。

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