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実家の将来、お盆に家族で話しませんか?生前整理・実家じまいの進め方【千葉】
2026
08
01

お盆は、離れて暮らす家族が一堂に集まる年に数少ない機会です。「実家をこの先どうするか」という話題は、つい「まだ早い」と先送りされがちですが、親が元気で判断力のあるうちに家族で方向性を共有しておくことが、最も効果的な相続対策です。本記事では、お盆の帰省をきっかけにした実家の話し合いの切り出し方と、生前整理・実家じまいの進め方を、千 葉県の事情を交えて解説します。
親が認知症などで判断能力を失うと、本人名義の不動産は原則として売却も賃貸もできなくなり、成年後見制度を使っても自由な処分は難しくなります。また、2024年4月からは相続登記が義務化され、相続後の放置にはペナルティのリスクもあります。何も決めないまま相続を迎えると、空き家として残った実家の管理費・固定資産税の負担や、相続人同士の意見の食い違いが起きやすくなります。話し合いは「早すぎる」ことはありません。
ニュースや身近な事例をきっかけにする:「空き家の固定資産税が上がるらしいよ」「〇〇さんの家が相続で大変だったって」など、一般論から自然に入ると身構えられにくくなります
自分の話として切り出す:「自分も持ち物の整理を始めた」「うちの家のこともそろそろ考えたい」と自分事から入ると、親の終活を促す圧力になりません
兄弟姉妹と事前にすり合わせておく:当日いきなり意見が割れると親も不安になります。誰が中心に動くか、方向性の温度感を事前に共有しておきましょう
結論を急がない・決めつけない:初回は「親の意向を聞く」だけで十分です。「売った方がいい」と結論を押し付けると、その後の話し合いが難しくなります
実家に対する親の意向:住み続けたいのか、将来は施設や子との同居も考えているのか。家に対する思い入れの強さも含めて聞いておきます
登記・権利関係の確認:名義は誰か、祖父母名義のままになっていないか、境界は確定しているか。古い実家ほど要確認です
家財・荷物の整理方針:残したい物・処分してよい物を親自身に仕分けしてもらえるのは元気なうちだけです。少しずつでも生前整理を始める価値があります
認知症・介護への備え:判断能力が低下した場合に家をどうするか。家族信託や任意後見など、元気なうちにしかできない備えがあります
相続の方向性:誰が 実家を引き継ぐのか、誰も住まないなら売却・賃貸のどちらを考えるか。大枠だけでも共有しておくと相続後が格段にスムーズです
方向性が「いずれ手放す」に固まったら、①荷物の整理(貴重品・思い出の品の仕分け→不用品処分)、②権利関係の整備(相続登記・境界確定)、③査定で実家の価値を把握、④売却・賃貸・解体の比較検討、という順で進めます。一度にやろうとせず、帰省のたびに少しずつ進めるのが長続きのコツです。荷物の処分費用は千葉県内の戸建てで20〜60万円程度が目安ですが、量や立地で変わります。片付けの詳しい進め方は当コラムの「空き家の片付け・遺品整理の進め方」の記事も併せてご覧ください。
実家の話し合いは親が元気なうちが最良のタイミング。お盆は絶好の機会
一般論や自分事から切り出し、初回は親の意向を聞くことに徹する
意向・登記・荷物・認知症への備え・相続の方向性の5点を確認する
実家じまいは荷物整理→権利整備→査定→売却・活用比較の順で少しずつ進める
Q. 親が実家の話をしたがりません。どうすればいいですか?
無理に結論を出そうとせず、まずは「心配している」という気持ちを伝えることから始めましょう。エンディングノートを一緒に選ぶ、家の権利証や保険の保管場所だけ教えてもらう、といった小さな一歩でも十分です。第三者(不動産会社や税理士)の無料相談に一緒に行くと、冷静に話せることもあります。
Q. 生前整理は何から始めるべきですか?
重要書類(権利証・登記識別情報、保険証券、通帳、年金関係)の所在確認が最優先です。次に、写真や形見など「本人にしか価値が判断できない物」の仕分けを親と一緒に進めます。家具や日用品の処分は後からでも業者に頼めるため、急ぐ必要はありません。
Q. 親が住んでいるうちから売却の相談をしてもいいのでしょうか?
もちろん可能です。査定だけなら費用もかからず、売る・売らないを決める必要もありません。実家の資産価値を知っておくだけでも、施設入居費用の計画や相続の話し合いの材料になります。将来に備えた情報収集として、早めの相談をおすすめします。
株式会社フォレストでは、千葉県内の実家の売却・活用・住み替えのご相談を無料で承っています。「まだ売ると決めたわけではない」という段階の情報収集も歓迎しますので、帰省のタイミングに合わせてお気軽にご相談ください。

