top of page
FOREST-LOGO-White.png

News

​ニュース詳細

資料請求

FOREST inc.

空き家の火災保険は必要?選び方と注意点【千葉エリア】

2025

11

28

空き家を所有している方の中には、「火災保険は必要なのか?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。実は、空き家は通常の住宅よりも火災や自然災害のリスクが高く、保険の必要性は一般住宅以上に高いと言えます。本記事では、千葉エリアにおける空き家の火災保険について、選び方のポイントや注意点を詳しく解説します。


「誰も住んでいないのだから火事にはならない」と思われがちですが、実際には空き家特有のリスクが数多く存在します。

空き家で火災が発生する主な原因

  • 放火:空き家は放火犯のターゲットになりやすく、全火災原因の中でも上位を占める

  • 漏電:経年劣化した配線からの漏電は、人がいなくても発生する

  • 不審者の侵入:不法侵入者による火の不始末やたばこの火

  • 自然発火:ゴミや枯れ葉の堆積、ネズミによる配線かじりなど

  • 隣家からの延焼:近隣で火災が発生した場合のもらい火

消防庁の統計によると、放火・放火の疑いは火災原因の上位に常にランクインしています。特に人目が少ない空き家は狙われやすく、夜間や管理が行き届いていない物件ほどリスクが高まります。

火災保険がないとどうなるか

火災保険に未加入の状態で火災が発生した場合、建物の損害はすべて自己負担となります。さらに、空き家の火災によって隣家に延焼した場合、重大な過失があれば損害賠償責任を負う可能性もあります。解体・撤去費用だけでも数百万円かかるため、保険なしでの所有は大きなリスクを伴います。


空き家の火災保険で最も注意すべき点は、通常の住宅用火災保険では加入できない、または補償されないケースがあるということです。

保険会社による空き家の区分

  • 住宅物件:人が住んでいる建物。通常の火災保険で加入可能

  • 一般物件:空き家、事務所、店舗など。住宅用保険は適用されず、一般物件用の保険が必要

  • 管理されている空き家:定期的に管理が行われ、近い将来居住予定がある場合は住宅物件として扱われることもある

空き家が「一般物件」に分類されると、住宅用の火災保険は適用されません。既に住宅用火災保険に加入している状態で空き家になった場合、保険会社に届け出ずに放置すると、いざという時に保険金が支払われない可能性があります。

空き家になったら必ずやるべきこと

  • 現在加入中の火災保険の契約内容を確認する

  • 保険会社に空き家になった旨を速やかに通知する

  • 一般物件用の保険への切替えが必要か確認する

  • 管理状況を説明し、住宅物件として継続できるか相談する

保険会社によって空き家の取り扱いは異なります。中には空き家の引き受け自体を拒否する保険会社もあるため、複数社に問い合わせることが重要です。


千葉県は太平洋に面し、台風や水害のリスクが高い地域です。火災保険を選ぶ際には、千葉県特有の自然災害リスクを考慮した補償内容にすることが重要です。

千葉県で特に注意すべき自然災害リスク

  • 台風・暴風:2019年の台風15号(令和元年房総半島台風)では千葉県全域で甚大な被害が発生

  • 水害・浸水:利根川、江戸川流域や九十九里沿岸部は浸水リスクが高い

  • 高潮:東京湾沿岸部(千葉市、市原市、木更津市など)は高潮による被害の可能性

  • 液状化:浦安市、習志野市、千葉市美浜区など埋立地は地震時の液状化リスク

  • 塩害:沿岸部では塩害による建物の劣化が早く進行する

推奨される補償内容

  • 火災・落雷・破裂・爆発:基本補償として必須

  • 風災・雹災・雪災:千葉県では台風リスクが高いため必ず付帯すべき

  • 水災(浸水・土砂崩れ):ハザードマップを確認し、リスクが高い地域では必須

  • 盗難・破損:空き家は不審者の侵入リスクが高いため推奨

  • 施設賠償責任特約:空き家の外壁落下などで通行人にケガを負わせた場合の補償

  • 残存物片付け費用:火災後の瓦礫撤去費用をカバー

千葉県のハザードマップは各市町村のホームページで閲覧できます。物件所在地の浸水リスクや土砂災害リスクを事前に確認し、必要な補償を選びましょう。


空き家の火災保険料は、一般住宅と比較して割高になる傾向があります。以下に、千葉県における概算的な費用相場をご紹介します。

保険料に影響する主な要素

  • 建物の構造(木造・鉄骨造・RC造):木造が最も高い

  • 建物の所在地:千葉県内でもエリアにより異なる

  • 建物の延床面積:広いほど保険料は高くなる

  • 築年数:古いほど保険料が高くなる傾向

  • 補償内容と保険金額:補償を手厚くするほど保険料は上がる

  • 物件の用途区分:一般物件は住宅物件より割高

千葉県の空き家における保険料の目安

  • 木造一戸建て(延床100㎡程度):年間5万円〜12万円

  • 鉄骨造一戸建て:年間3万円〜8万円

  • RC造(マンションなど):年間2万円〜5万円

上記はあくまで目安であり、実際の保険料は建物の個別条件や保険会社の査定によって大きく異なります。複数の保険会社から見積もりを取り、補償内容と保険料のバランスを比較検討しましょう。

保険料を抑えるコツ

  • 不要な補償を外す(例:水災リスクが低い地域では水災補償を外す)

  • 免責金額(自己負担額)を設定する(例:5万円の免責で保険料を下げる)

  • 長期契約にする(複数年一括払いで割引が適用される場合がある)

  • 建物の保険金額を適正に設定する(過大な設定を見直す)

  • セキュリティ対策を行い、保険会社に申告する


空き家の火災保険は選択肢が限られるため、慎重に比較検討することが重要です。以下のチェックポイントを参考にしてください。

保険会社選びのポイント

  • 空き家の引き受け実績が豊富かどうか

  • 一般物件としての加入が可能かどうか

  • 管理状況によって住宅物件として扱ってもらえるか

  • 千葉県の自然災害リスクに対応した補償プランがあるか

  • 保険金の支払い実績やクレーム対応の評判

契約時の注意点

  • 告知義務:空き家であることを正確に告知する(虚偽申告は保険金不払いの原因に)

  • 通知義務:居住状況が変わった場合は速やかに保険会社に連絡する

  • 保険金額の設定:再調達価額(同等の建物を新築する費用)で設定するのが基本

  • 地震保険の検討:火災保険では地震による火災は補償されないため、地震保険の付帯も検討する

  • 契約期間:空き家の将来計画(売却・解体・活用)に合わせて適切な期間を設定する

特に重要なのは告知義務です。空き家であることを隠して住宅用保険に加入した場合、事故が起きても保険金が支払われない可能性が高いです。正直に申告し、適切な保険に加入しましょう。


空き家の火災保険は、建物を所有する以上、不可欠な備えです。特に千葉県は台風や水害のリスクが高く、適切な補償内容を選ぶことが重要です。空き家になった時点で現在の保険契約を見直し、必要に応じて一般物件用の保険に切り替えましょう。

保険料は管理状態や建物の条件によって大きく変わります。複数の保険会社に相談し、千葉エリアのリスクに対応した最適なプランを選んでください。適切な保険加入と日頃の管理を組み合わせることで、万が一の事態にも安心して対応できる体制を整えましょう。

bottom of page