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空き家の防犯対策|放置物件が狙われる理由と今すぐできる対処法【千葉】

2026

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全国的に空き家の増加が社会問題となっていますが、千葉県も例外ではありません。総務省の調査によると、千葉県の空き家率は年々上昇傾向にあり、適切な管理がされていない空き家は、放火や不法侵入、不法投棄などの犯罪の温床となるリスクがあります。

本記事では、空き家が犯罪のターゲットになる理由と、所有者として今すぐ実践できる防犯対策を具体的にご紹介します。


空き家が犯罪者にとって格好のターゲットとなる最大の理由は、「人の目がない」ことです。定期的な出入りがなく、管理が行き届いていない物件は、犯罪者にとってリスクの低い対象と判断されます。

空き家で発生しやすい犯罪・トラブル

  • 放火:空き家火災の原因として最も多く、枯れ草やゴミが放置されていると特に危険

  • 不法侵入・不法占拠:ホームレスや犯罪グループの拠点として利用されるケース

  • 不法投棄:管理されていない敷地にゴミや産業廃棄物が投棄される

  • 窃盗:銅線や金属部品、設備機器の盗難が増加している

  • 薬物取引:人目を避けた違法取引の場所として悪用されることがある


空き家の防犯対策は、「管理されている物件である」ことを外部にアピールすることが基本です。以下の対策は比較的低コストで実施でき、即効性があります。

定期的な巡回と管理

最低でも月1〜2回は現地を訪問し、郵便物の回収、通風・換気、雑草の除去などを行いましょう。ポストに郵便物が溜まっていると「不在」が一目瞭然になるため、郵便局への転送届も忘れずに提出してください。

施錠の徹底と開口部の補強

すべての窓やドアの施錠を確認し、壊れている箇所は速やかに修理しましょう。窓ガラスには防犯フィルムを貼る、補助錠を追加するなどの対策も効果的です。1階の窓には面格子の設置も検討してください。

敷地周りの整備

庭の雑草や樹木が伸び放題になっていると、管理放棄された印象を与えます。定期的な草刈りや枝の剪定を行い、敷地内に不要物を放置しないようにしましょう。


より確実な防犯対策として、防犯設備の導入を検討しましょう。近年は技術の進歩により、空き家でも手軽に導入できる製品が増えています。

おすすめの防犯設備

  • センサーライト(ソーラー式):電源不要で設置が簡単。人の動きを感知して自動点灯し、不審者を威嚇。費用目安は1台3,000〜5,000円程度

  • 防犯カメラ(ソーラー・WiFi対応):スマートフォンから遠隔監視が可能。SIMカード内蔵タイプなら固定回線不要。費用目安は1台1〜3万円程度

  • ダミーカメラ:本物のカメラが設置できない場合の代替策。数百円から購入可能で、威嚇効果がある

  • 防犯ステッカー:「防犯カメラ作動中」などのステッカーを目立つ場所に貼るだけでも抑止力になる

  • タイマー付き照明:室内に人がいるかのように見せかけるため、タイマーで照明を自動点灯・消灯させる


千葉県の空き家数は約38万戸(2023年住宅・土地統計調査)で、空き家率は約12%に達しています。特に外房や内房の沿岸部、北総エリアの一部では空き家率が高く、防犯上の課題が顕在化しています。

千葉県では「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき、各市町村が空き家対策計画を策定しています。管理不全の空き家は「特定空家等」に指定され、助言・指導・勧告・命令・行政代執行の段階的な措置が取られることがあります。

千葉県内の主な支援制度

  • 空き家バンク制度:市町村が空き家情報を登録・公開し、利活用を促進

  • 解体費用の補助金:老朽化した空き家の解体費用を一部助成する制度

  • 空き家管理サービスの紹介:民間の管理代行サービスを自治体が紹介するケース


空き家の所有者には、建物や敷地の管理に関する法的責任があります。民法第717条の「土地の工作物等の占有者及び所有者の責任」により、建物の老朽化や管理不備が原因で第三者に損害を与えた場合、所有者は損害賠償責任を負う可能性があります。

所有者が責任を問われうるケース

  • 建物の倒壊や外壁・屋根材の落下による通行人への被害

  • 放火による近隣への延焼被害(管理不備が問われる場合)

  • 不法投棄された廃棄物の処理費用の負担

  • 害虫・害獣の発生による近隣住民への健康被害

これらのリスクを考えると、空き家を放置し続けることは大きな経済的リスクを伴います。防犯対策と適切な管理を行うことはもちろん、活用の見込みがない場合は売却や解体も視野に入れて検討しましょう。


遠方に住んでいるなどの理由で自分での管理が難しい場合、空き家管理代行サービスの利用を検討しましょう。月額5,000〜15,000円程度で、定期巡回・通風換気・郵便物回収・草刈りなどを代行してもらえます。

しかし、管理費用は長期的に見ると大きな負担になります。固定資産税や管理コストを考慮すると、活用の予定がない空き家は早めの売却を検討することも賢明な判断です。千葉県内では、空き家でも立地条件によっては十分な需要がありますので、まずは不動産会社に査定を依頼してみることをおすすめします。

空き家の防犯対策は、所有者としての責任であると同時に、地域の安全を守ることにもつながります。できることから一つずつ対策を講じていきましょう。

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